書評『10年後の仕事図鑑』

【読んだ本】10年後の仕事図鑑

f:id:echo622:20180528205523j:image

 

【評価:★★★★☆】

機械に仕事を奪われる心配するのは無意味。

貨幣の価値よりもこれからは信用が価値を持つ時代。

 

段々読んでると落合さんが言ってるのか、堀江さんが言ってるのかわからなくなったが、どちらが言ったにせよこれから重要になる部分は同じ。


この先10年はどうなるかわからない。ただ未来を想像して悩む必要はなく、今を生きるべきと説いているが、少なくとも今の技術が今後どう発展し、活用されていくのか、自分で考え、ポジション取りを早くすべき点においてはある程度先を見据えていかないといけない。


自分ができることを掛け算して自分にしかできないオリジナリティを作ることが先決。

 

自分ができることって何だろうと考える時間さえも勿体無く、思い立ったら即行動が大事。

落合さんが言う、やりたいことがわからないなら夕飯から決めるという簡単なことから始めることでまず行動してみること。

 

個人が自由に発信できる時代にもかかわらず、
スマホでどうでもいいニュースを、自分の意見も持たずにひたすらに受信するだけ。
その人にとって、ふーんで終わってしまう。

 

自分から発信し、オリジナリティを追求する。

これからの時代オリジナリティと個人の信用が評価される。

 

お金の価値ではなく、個人の信用に重きを置いて行動する事が重要だ。

 

ベーシックインカムが世の中に浸透し、もはや最低限の収入があれば生きていける時代になれば、個人で好きなことをすればいい。

他の人に合わせたり、気を使いすぎたり、前へ習えの軍隊のような意識はもう不要だ。

 

日本はインフラも含めて既存の考えや、習慣を壊すのが著しく苦手だ。

そもそも昔からこびりついた考えや、環境がそうなっているが故に、なかなか変えられないのも事実。そういう点では世界に出遅れており、中国やアメリカに先を越されている感じを否めない。

 

10年後にはどうなっているかは想像もつかないが、今出来ることを誰よりもいち早く取り掛かる事が先決だ。