書評『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」』
【読んだ本】
働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」
【評価:★★★★☆】
人工知能の本を探してて面白そうなタイトルだったので読んでみると、なかなか掘り下げられた内容だ。
イタチが主人公で人工知能初心者(ダメっぷり)が自分の視点にマッチして、初心者目線で学びが多かった。
著者が言語学者ということもあり機械がどこまで人間らしく言葉を理解できるか、言語にポイントを置いたストーリー仕立ての内容となっている。
お堅い内容ではなく、ジョークを交えて面白可笑しく話は進んでいきながら、説明はしっかりしており、読み終わりは爽快。
人工知能ってどんなのだろうといった方でも取っ掛かりやすい本。